民事訴訟法
司法書士試験 (多肢択一式) 2021年度 午後 第1問
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民事訴訟における訴訟能力又は法定代理に関する次のアからオまでの記述のうち, 誤っているものの組合せは,後記1から5までのうち,どれか。 ア 訴訟能力を欠く者による訴えの提起であることが判明したときは,裁判長は,その 補正を命ずることなく,命令で,訴状を却下することができる。 イ 外国人は,その本国法によれば訴訟能力を有しない場合であっても,日本の法律に よれば訴訟能力を有すべきときは,訴訟能力者とみなされる。 ウ 被告が訴訟係属中に保佐開始の審判を受けた場合において,訴訟上の和解をすると きは,保佐人の特別の授権を要する。 エ 訴訟能力を欠く当事者がした訴訟行為は,これを有するに至った当該当事者の追認 により,行為の時に遡ってその効力を生ずる。 オ 当事者である未成年者が成年に達した場合には,その親権者の法定代理権の消滅 は,本人又は代理人から相手方に通知しなくても,訴訟上その効力を生ずる。
正解と解説
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正解 2
アオ
アは、訴訟能力を欠く者による訴え提起の場合、裁判長はまず補正を命じなければならず、補正命令をすることなく訴状却下命令をすることはできないから誤り。オは法定代理権の消滅は本人又は代理人から相手方に通知しなければ訴訟上その効力を生じないので、未成年者が成年に達した場合も通知が必要であり誤り。イは外国人の訴訟能力についての規定どおりで正しく、ウは訴訟係属中に保佐開始の審判を受けた当事者が訴訟上の和解をするには保佐人の特別の授権を要する点で正しく、エは訴訟能力を欠く者の訴訟行為が追認により行為時に遡って有効となる点で正しい。