必修問題
医師国家試験 第109回 問260
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12歳の女児。間欠的腹痛と下痢とを主訴に来院した。生来健康であったが、3 か月前から間欠性の腹痛と1日数回の下痢とが出現した。2か月前から体重が 2kg減少し、腹痛と下痢とが改善しないため受診した。痔瘻を認める。粘血便を 認めない。血液所見:赤血球400万、Hb9.8g/dL、Ht33%、白血球6,000、血小 板35万。血液生化学所見:総蛋白6.3g/dL、アルブミン3.0g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST30IU/L、ALT35IU/L。CRP2.5mg/dL。 下部消化管内視鏡検査で予想されるのはどれか。
正解と解説
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正解 c
敷石像
慢性の腹痛と下痢に体重減少と貧血を伴い、痔瘻を認めることからCrohn病が強く疑われます。内視鏡では縦走潰瘍とそれに囲まれた粘膜が隆起して見える敷石像が特徴的で、非連続性の病変(skip lesion)を示します。潰瘍性大腸炎では粘血便と連続性のびまん性炎症を呈し、痔瘻の合併は多くありません。