必修問題
医師国家試験 第111回 問255
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79歳の女性。昨夜から発熱していると連絡があり主治医による往診となった。 7年前に脳梗塞を発症し、1年前から診療所の医師が主治医として訪問診療を行っ ている。要介護度は4で、1日中ベッド上で過ごしている。排泄、清拭、食事など には全面的な介助が必要である。高齢の夫と2人暮らしで、訪問介護サービスを利 用している。認知症はなく、夫にこれ以上介護の負担をかけたくないと話してい る。意識は清明。身長143cm、体重38kg。体温38.2°C。脈拍88/分、整。血圧 88/52mmHg。呼吸数24/分。SpO 88%(room air)。口腔内と皮膚は乾燥し、右胸 部にcoarse cracklesとrhonchiとを聴取する。 対応として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 b
地域医療支援病院へ紹介する。
発熱に加えて血圧低下とSpO2低下、呼吸数増加を認め、右胸部にcoarse cracklesとrhonchiを聴取することから、重症の誤嚥性肺炎で敗血症に至っている可能性が高く、在宅での経口抗菌薬では対応できません。輸液と経静脈的抗菌薬投与、酸素療法が可能な入院医療機関へ速やかに紹介する必要があり、地域の医療機関からの紹介患者を受け入れる地域医療支援病院への紹介が適切です。ショートステイや施設入所、ケアプランの見直しは急性期の対応にはなりません。