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Certia
必修問題

医師国家試験 第111回 問257

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42歳の女性。左片麻痺と意識障害のため救急車で搬入された。本日、朝食を準 備中に突然、意識を失い倒れたため夫が救急車を要請した。1年前に高血圧を指摘 されたことがあるが特に治療は受けていなかった。意識レベルはJCSII-10。体温 36.7°C。心拍数84/分、整。血圧150/88mmHg。呼吸数18/分。SpO 100%(鼻カ ニューラ 2L/分 酸素投与下)。左片麻痺を認める。血液所見:赤血球418万、Hb 12.8g/dL、Ht38%、白血球7,200、血小板23万。血液生化学所見:血糖98 mg/dL。CRP0.2mg/dL。心電図に異常を認めない。胸部エックス線写真で異常 を認めない。頭部CT(別冊No. 7A)と右内頸動脈造影側面像(別冊No. 7B)とを別 に示す。今後の治療方針として血管内治療の後に開頭手術を行うこととした。 行うべき血管内治療はどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 e

流入動脈塞栓術別 冊No. 7 A、B

若年〜中年の突然発症の脳内出血で、脳血管撮影により異常血管網と拡張した流入動脈・導出静脈が描出される場合は脳動静脈奇形が考えられます。摘出術に先立って流入動脈を塞栓しナイダスへの血流を減らしておくと、術中出血を大幅に減らして安全に摘出できるため、血管内治療としては流入動脈塞栓術が行われます。血栓溶解療法や血管形成術、ステント留置は虚血性病変に対する治療であり、本例には適応がありません。

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