一般問題
医師国家試験 第112回 問163
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70歳の女性。数か月前から食後に心窩部痛があるため来院した。体温37.1°C。 血圧124/62mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知 しない。血液所見:赤血球432万、白血球7,600、血小板26万。血液生化学所見: 総ビリルビン7.9mg/dL、直接ビリルビン5.2mg/dL、AST271U/L、ALT283 U/L、ALP2,118U/L(基準115〜359)、γ-GTP605U/L(基準8〜50)、アミラー ゼ42U/L(基準37〜160)。CRP6.1mg/dL。ERCP(別冊No. 8)を別に示す。 最も可能性が高いのはどれか。

正解と解説
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正解 e
胆管癌別 冊No. 8
閉塞性黄疸のパターン(直接ビリルビン優位の高ビリルビン血症とALP・γ-GTPの著明高値)を示し、ERCPで胆管の限局性狭窄を認めています。高齢者において胆管の不整な狭窄と上流の拡張をきたす病態としては胆管癌が最も考えられます。総胆管結石であれば陰影欠損として描出され、原発性胆汁性胆管炎は中年女性に多く胆管狭窄像を呈しません。