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Certia
一般問題

医師国家試験 第112回 問164

164 / 400

生後8か月の乳児。ぐったりしていると、母親に抱きかかえられて救急外来を受 診した。児は呼吸、心拍および対光反射がなく、蘇生を試みたが反応なく、死亡が 確認された。頭部や顔面に新旧混在した皮下出血の散在と両足底に多数の円形の熱 傷痕とを認める。母親によるとこれまで病気を指摘されたことはなかったという。 死後に行った頭部CTでは、両側に硬膜下血腫を認める。 最も考えられるのはどれか。

正解と解説

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正解 a

虐 待

新旧が混在する頭部・顔面の皮下出血、両足底の多数の円形熱傷痕という部位や性状は事故では説明しがたく、繰り返された身体的虐待を示唆します。加えて両側の硬膜下血腫は乳幼児揺さぶられ症候群にみられる所見です。医師は児童虐待を疑った時点で児童相談所等へ通告する義務があり、異状死体として警察への届出も必要になります。

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