一般問題
医師国家試験 第112回 問161
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1歳3か月の女児。長引く咳嗽と鼻汁とを主訴に母親に連れられて来院した。1 週間前に39°C台の発熱、鼻汁および咳嗽が出現し、かかりつけ医でセフェム系抗 菌薬と鎮咳薬とを処方され、2日後に解熱した。その後も内服を続けているが、鼻 汁と痰がらみの咳が続いている。鼻閉のために時に息苦しそうな呼吸になるが、夜 間の睡眠は良好である。食欲は普段と変わらず、活気も良好でよく遊ぶ。呼吸器疾 患の既往はない。身長75cm、体重10.2kg。体温37.1°C。脈拍112/分、整。呼 吸数30/分。SpO 98%(room air)。咽頭に発赤と白苔とを認めない。心音に異常 を認めない。鼻閉音を認めるが、呼吸音には異常を認めない。 患児に対する対応として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 c
内服薬を中止し経過観察
発熱は既に解熱し、活気も食欲も良好で睡眠も保たれ、呼吸音にも異常がない状態で、ウイルス性上気道炎後に鼻汁と湿性咳嗽が遷延しているだけと考えられます。鼻汁や咳は気道分泌物を排除する生理的な反応で自然に軽快するため、抗菌薬を含む内服薬を中止して経過観察するのが適切です。細菌感染の根拠がないまま抗菌薬を変更・継続することは耐性菌を生む不適切な対応です。