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Certia
一般問題

医師国家試験 第112回 問223

223 / 400

8歳の男児。頭部の脱毛と疼痛とを主訴に来院した。2か月前から頭皮に痒みと ともに脱毛斑が出現した。市販の副腎皮質ステロイド外用薬を塗布していたとこ ろ、2週間前から次第に発赤し、膿疱や痂皮を伴い疼痛も出現してきたため受診し た。ネコを飼育している。痂皮を剝がすと少量の排膿があり圧痛を伴う。病変部に 残存する毛は容易に抜毛される。後頸部に径2cmのリンパ節を2個触知し圧痛を 認める。後頭部の写真(別冊No. 16A)と抜毛の苛性カリyKOH|直接鏡検標本(別冊 No. 16B)とを別に示す。 治療薬として適切なのはどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 d

イトラコナゾール

頭部白癬にステロイド外用を続けたことで炎症が増悪し、膿疱や痂皮、圧痛、所属リンパ節腫脹を伴う深在性白癬(ケルスス禿瘡)をきたした状態です。ネコの飼育歴から動物好性菌の感染が示唆され、KOH直接鏡検で菌糸を確認できます。深在性の毛包内感染には外用薬では不十分で、イトラコナゾールやテルビナフィンなどの抗真菌薬内服が必要です。

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