一般問題
医師国家試験 第112回 問228
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出生直後の新生児。妊娠36週までの妊婦健康診査では児の発育は順調であった が、妊娠37週2日に母親に下腹部痛と性器出血が出現し、胎児心拍数陣痛図で遅 発一過性徐脈を繰り返し認めたため緊急帝王切開で出生した。心拍数60/分。出生 時から自発呼吸がなく、全身にチアノーゼを認める。刺激をしても反応がなく、全 身がだらりとしている。娩出後30秒の時点で自発呼吸を認めない。外表奇形を認 めない。 この時点で開始する処置として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 d
バッグバルブマスク換気
新生児蘇生法では、初期処置と刺激を行っても娩出後およそ30秒の時点で自発呼吸がない、または心拍数が100/分未満であれば、直ちにバッグバルブマスクによる人工呼吸を開始します。本児は自発呼吸がなく心拍数60/分で筋緊張も低下しており、換気の確立が最優先です。胸骨圧迫は有効な人工呼吸を約30秒行っても心拍数が60/分未満のときに追加するもので、この時点ではまだ適応になりません。