一般問題
医師国家試験 第112回 問369
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12歳の女児。低血糖性昏睡で救急搬送された。11歳時に1型糖尿病を発症し、 インスリン強化療法を受けている。体育の授業中に意識を失ったという。来院時の 血糖値は22mg/dLで、20%ブドウ糖液を静注したところ、2分後に意識は回復 した。精査・加療目的で入院した。入院後の聴取では「低血糖かなとは思ったが、 進学したばかりの中学で相談できる先生や友達もなく血糖測定もしづらいと思って いたら、いつのまにか気を失っていた」との事であった。 退院後の学校生活における指導内容で適切でないのはどれか。
正解と解説
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正解 e
意識を消失したらインスリン皮下注射を行うよう担任の教諭に指導する。
低血糖で意識を消失した際にインスリンを注射することは、血糖をさらに低下させ生命に関わるため絶対に行ってはならない対応です。意識がある場合はブドウ糖やスティックシュガーの経口摂取、意識がない場合は救急要請とグルカゴン投与などが指導内容となります。運動後の遅発性低血糖の説明、学校での血糖自己測定環境の確保、サマーキャンプの紹介はいずれも適切な支援です。