一般問題
医師国家試験 第113回 問210
210 / 400
68歳の男性。手背の結節を主訴に来院した。 週間前に右手背の mm大の皮 疹に気付いた。皮疹が最近 週間で急速に増大してきたため受診した。右手背に径 12mmの褐色調の腫瘤を認め、中央に角栓を伴う。波動はなく弾性硬に触知する。 腫瘤の部分生検では、中央が陥凹して角質が充満し、有棘細胞の腫瘍性増殖を認め た。腫瘤は生検 か月後にピーク時の25%以下に縮小した。右手背の写真 別冊 No. 4A 及び生検組織のH-E染色標本 別冊No. 4B を別に示す。 最も考えられるのはどれか。


正解と解説
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正解 e
ケラトアカントーマ別 冊No. 4 A、B
ケラトアカントーマは数週間で急速に増大し、中央が噴火口状に陥凹して角栓を充満する半球状結節を形成し、数か月で自然に縮小・消退する経過をとります。組織学的には有棘細胞の増殖を示すため有棘細胞癌との鑑別が問題になりますが、急速増大後に自然退縮する経過が診断の決め手となります。