一般問題
医師国家試験 第117回 問261
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12歳の男児。左上腕部痛を主訴に父親に連れられて来院した。すべり台から転 落して受傷したという。身長133cm、体重28kg。体温36.5°C。左上腕中央部に 腫脹を認める。左手関節の背屈ができず、左手背に感覚鈍麻を認める。左上腕骨 エックス線写真(別冊No.12)を別に示す。 障害されている神経はどれか。

正解と解説
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正解 e
橈骨神経別 冊No. 12
上腕骨骨幹部(特に中央から遠位)は橈骨神経が橈骨神経溝を走行する部位で、この部の骨折では橈骨神経麻痺を合併しやすくなります。麻痺により手関節と手指の伸展ができない下垂手を呈し、手背橈側の感覚障害を伴う点が本例の所見と一致します。腋窩神経麻痺は上腕骨近位部骨折、正中神経・尺骨神経障害は前腕から手関節部の障害でみられます。