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Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問258

233 / 400

1歳8か月の女児。けいれん発作のため救急車で搬入された。1週間前から鼻汁 と咳嗽、3日前から夜間の発熱があったが、食欲や機嫌は良好だった。睡眠中に突 然右上下肢の間代けいれんが出現したため、家族が救急車を要請した。けいれん発 作は30分持続し、救急車内で消失した。生来健康で、発達の異常を指摘されたこ とはない。けいれん発作の既往もない。意識レベルはJCSIII-100。体温38.0°C。 けいれん発作は認めないが、意識障害が遷延したため入院となった。直ちに脳波の 持続モニタリングを行ったところ、左頭頂部と後頭部に棘徐波が頻発していた。人 工呼吸管理下で抗けいれん薬の持続投与を行ったところ、脳波上の棘徐波は消失し た。入院6日目の頭部MRIのT2強調像(別冊No.10A)と拡散強調像(別冊No.10 B)を別に示す。 可能性が高い疾患はどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 a

急性脳症

発熱を契機にけいれん重積となり、けいれん消失後も意識障害が遷延し、脳波で持続的な棘徐波を認め、後日のMRI拡散強調像で大脳皮質の異常信号を認めることから急性脳症と考えられます。単純型熱性けいれんは通常15分以内に頓挫し意識も速やかに回復するため、30分以上持続し意識障害が遷延する本例とは異なります。

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