本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問262

237 / 400

28歳の男性。腹痛を主訴に来院した。1か月前からのどが乾き、夜間に排尿の ため何回も目が覚めるようになった。今朝から腹痛を自覚し、食事が摂れないため 受診した。身長174cm、体重65kg。脈拍92/分、整。血圧88/64mmHg。口腔内 は乾燥している。尿所見:蛋白(−)、糖3+、ケトン体2+、潜血(−)。血液生化 学所見:総蛋白8.2g/dL、尿素窒素28mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL、血糖 466mg/dL、HbA1c9.5%(基 準4.6〜6.2)、Na128mEq/L、K5.5mEq/L、 Cl88mEq/L。生理食塩液の輸液とインスリンの静脈内投与を開始した。 治療開始後数時間以内に低下が予想されるのはどれか。

正解と解説

表示する
正解 d

血清K値

高血糖、ケトン体陽性、脱水を伴う糖尿病ケトアシドーシスの初期治療です。インスリン投与によりカリウムがブドウ糖とともに細胞内へ移行し、またアシドーシスの補正でも細胞内シフトが進むため、体内総カリウム量はもともと欠乏しているのに加えて血清カリウム値は治療開始後数時間で急速に低下します。心室性不整脈を避けるため、頻回のモニタリングと早期からのカリウム補充が必要です。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。