一般問題
医師国家試験 第117回 問259
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58歳の男性。失神と頭部打撲を主訴に救急車で搬入された。友人宅で意識を消 失して頭部を打撲したため、友人が救急車を要請した。付き添いの友人によると、 この患者は独居で、5年前に脳卒中で入院治療を受けたことがあるが、詳細は分か らないという。意識レベルはJCSI-2。心拍数86/分、整。血圧140/90mmHg。 呼吸数18/分。SpO 98%(room air)。後頭部に擦過傷を認める。搬入直後までの 記憶がない。心電図に異常を認めない。頭部エックス線写真正面像(別冊No.11 A)、側面像(別冊No.11B)及び頭部単純CT(別冊No.11C)を別に示す。 この患者の5年前の既往として考えられるのはどれか。

正解と解説
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正解 e
脳動脈瘤に対するコイル塞栓術別 冊No. 11 A、B、C
頭部エックス線写真および単純CTで頭蓋内に高吸収の金属塊が描出されており、脳動脈瘤に対して留置されたコイル塊と考えられます。開頭によるクリッピング術ではチタン製クリップが線状の陰影として写り、脳室・腹腔短絡術ではシャントチューブが体表から腹部へ連続して描出されるため、所見が異なります。