状況設定問題
看護師国家試験 第103回(追加試験) 問111
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Aさん(28 歳、初産婦、正規雇用の事務職)は、妊娠 26 週 2 日である。A さんは、身 長 158 cm、体重 58 kg(非妊時体重 53 kg)で 2 週前から 0.5 kg 増加している。血圧 128/80 mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(±)。下肢に軽度の浮腫を認める。子宮底長23 cm、腹 囲78 cm。血液検査データは、Hb 11.2 g/dl、Ht 34%、空腹時血糖80 mg/dlであった。 妊娠 34週0日。体重61 kg。血圧120/76 mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(-)。下肢に 軽度の浮腫を認める。子宮底長29 cm、腹囲85 cm。その他は特に異常はない。Aさ んは「膝の裏の血管が膨らんで青く浮き出ています。夕方になると足がとてもだる くなります。どうすればよいですか」と言う。 A さんへの指導で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 4
弾性ストッキングを着用する。― 45 ―
妊娠中は増大した子宮による下大静脈と骨盤内静脈の圧迫、プロゲステロンによる静脈壁の弛緩、循環血液量の増加により下肢静脈瘤を生じやすいです。弾性ストッキングを着用して下肢を外から圧迫すると静脈還流が促進され、だるさや浮腫の軽減と悪化予防につながります。長時間の立位を避け、休息時は下肢を挙上します。必要な体重増加の抑制や終日の安静臥床は適切でなく、冷罨法は根本的な対処になりません。