一般問題
歯科医師国家試験 第112回 問260
260 / 360
73歳の男性。下顎右側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。1週前から 自発痛があったがそのままにしていたところ、昨日から咬合痛が発現したという。 プロービングデプスは遠心で7mm、その他は3mmであった。初診時の口腔内写 真(別冊No. 28A とエックス線画像(別冊No. 28B を別に示す。 次に行うべきなのはどれか。1つ選べ。


正解と解説
表示する
正解 d
歯髄電気診
遠心のみプロービングデプスが7mmと深く、自発痛から咬合痛へ移行していることから、根尖性歯周炎の波及なのか歯周炎由来なのか、すなわち歯周・歯内病変の鑑別が必要です。そのためにまず歯髄の生死を確認する歯髄電気診を行い、歯髄の失活があれば歯内療法を優先します。透照診は亀裂や隣接面齲蝕、楔応力検査は歯冠破折の診断に用いるもので、本症例の鑑別には直結しません。