実務
薬剤師国家試験 第100回 問261
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68歳男性。骨転移のある前立腺がんと診断され、以下の薬剤が処方された。 (処方1) ゴセレリン酢酸塩デポ 3.6mg 1回 3.6mg 4週ごとに1回 前腹部に皮下注射 (処方2) ゾレドロン酸水和物注射液 4mg 1回 4mg 4週ごとに1回 点滴静注 (処方3) ビカルタミド口腔内崩壊錠 80mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方4) ジクロフェナク Na坐剤 25mg 1回1個 痛い時 28回分 この患者への服薬に関する説明および指導の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 4
処方1の薬剤を使い始めたころに、一時的に尿の出が悪くなることがあります。 / 処方4の薬剤は、挿入による刺激で便意が起こることがあるので、できるだけ排便後に使用してください。
ゴセレリンなどのLH-RHアゴニストは投与初期に一過性のテストステロン上昇(フレアアップ現象)を来し、前立腺腫大により尿の出が悪くなるなどの症状が一時的に悪化することがある。ジクロフェナクNa坐剤は直腸内への挿入刺激により便意を催すことがあるため、排便後に使用するよう指導することが望ましい。ゾレドロン酸の抜歯回避は出血傾向ではなく顎骨壊死予防が理由であり、ビカルタミドはアンドロゲン受容体遮断によりがん増殖を抑制する薬剤で骨折予防効果はゾレドロン酸の役割であるため、これらの説明は不適切である。