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Certia
実務

薬剤師国家試験 第100回 問270

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腎移植を受けた患者が退院間近になり、病棟担当薬剤師が退院時服薬指導 のために病室を訪問した。 患者から、「移植コーディネーターから、退院後の食生活で特にセントジョーン ズワートや柑橘類、生魚などの摂取は控えるように言われているのですが、どのよ うな理由なのでしょうか」との質問があった。なお、当該患者にはシクロスポリン が処方されている。 上記の質問に対する薬剤師の回答として適切なのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 1, 5

セントジョーンズワートは、免疫抑制薬の働きを弱める恐れがあるからです。 / 生魚に付着している微生物によって食中毒を起こす恐れがあるからです。

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は肝臓のCYP3A4を強力に誘導してシクロスポリンの代謝を促進するため、併用すると免疫抑制薬の血中濃度が低下し働きが弱まるおそれがある。一方、生魚はリステリア菌など食中毒の原因菌に汚染されている可能性があり、免疫抑制状態にある腎移植患者では食中毒が重症化しやすいため摂取を控える必要がある。柑橘類(グレープフルーツなど)はむしろCYP3A4を阻害してシクロスポリンの血中濃度を上昇させる方向に働くため、これらに反する記述は誤りである。

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