実務
薬剤師国家試験 第100回 問294
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84歳女性。女性の家族が近所の保険薬局に処方せんを持参した。最近に なって女性の記銘力低下(物忘れ)が気になり、脳神経外科を受診したとのことで あった。医師により軽度のアルツハイマー型認知症と診断され、今回が初回投薬と なった。その処方内容は次の通りであった。 (処方1) ドネペジル塩酸塩錠 5mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方2) レバミピド錠 100mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 7日分 薬剤師が、この処方せんを確認して調剤を行う場合、その対応として最も適切な のはどれか。1つ選べ。なお、ドネペジル塩酸塩錠は、3mg、5mg、10mg錠が 製品化されている。
正解と解説
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正解 1
ドネペジル塩酸塩錠は 3mgから開始するので、医師に疑義照会した。
ドネペジル塩酸塩は消化器症状などの副作用を軽減するため、通常3mg/日から開始し1〜2週間程度観察したのちに維持量である5mg/日へ増量するという用法が定められている。本症例は初回投与にもかかわらず5mgから開始する処方となっているため、開始用量が添付文書の規定と異なる可能性があり、医師への疑義照会が必要である。