実務
薬剤師国家試験 第100回 問291
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74歳女性。糖尿病を患っており、在宅での治療のためインスリン製剤の自 己注射を行っていた。本日、患者より投薬を受けている薬局に電話があり、「昨日 から下痢が続き、食事が普段の半分くらいしか摂れないため、主治医に連絡した が、休診で連絡が取れないので、生活面でどのようにしたらよいか。」との質問が あった。 薬剤師は、患者宅を訪問して対応することとした。患者の質問に対する現状での 回答内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 3
食事が摂れなくてもインスリン製剤の使用は続ける。 / 野菜スープなどミネラル分を含むものを中心に水分摂取を心掛ける。
シックデイ(体調不良で食事が摂れない状態)であってもインスリンを自己判断で中断すると高血糖やケトアシドーシスを招く危険があるため、量の調整は必要であっても注射自体は継続することが原則である。また下痢による脱水を防ぐため、電解質を含む野菜スープなどで水分・ミネラルを補給することが望ましい。下痢時は普段どおりの食事内容を続けるのではなく消化のよいものに変更し、低血糖を防ぐため炭水化物の摂取量はむしろ確保する必要があるため、これらに反する記述は誤りである。