病態・薬物治療
薬剤師国家試験 第100回 問289
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66歳男性。高血圧、心房細動とアレルギー性鼻炎のため、内科から下記の 薬剤が処方されていた。最近、歩行すると足が痛くなるようになったため、外科を 受診したところ、下肢静脈瘤と診断され、1ヶ月後に手術を行うことになった。 (処方1) ジソピラミドリン酸塩徐放錠 150mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方2) ワルファリンカリウム錠 1mg 1回2錠(1日2錠) ランソプラゾール口腔内崩壊錠 15mg 1回1錠(1日1錠) ニフェジピン徐放錠 20mg(24時間持続) 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方3) レボセチリジン塩酸塩錠 5mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 14日分 上記の処方薬剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 2, 5
ワルファリンカリウム錠は、血栓形成を抑制し、脳 塞の発症を予防する。 / レボセチリジン塩酸塩錠は、鼻汁分泌を抑制し、アレルギー性鼻炎に用いる。
ワルファリンカリウムはビタミンK依存性凝固因子の生成を阻害して血栓形成を抑制し、心房細動による心原性脳塞栓症の発症を予防する目的で用いられる。レボセチリジンは選択的ヒスタミンH1受容体拮抗薬であり、鼻汁分泌などのアレルギー性鼻炎症状を抑制する。ジソピラミドはNaチャネル遮断薬で不応期を延長させる作用を持ち房室ブロックには禁忌であり、ランソプラゾールはプロトンポンプ阻害薬で胃酸分泌抑制を目的として用いられ、ニフェジピン徐放錠は狭心症発作の予防に用いる薬剤であって発作時治療には用いないため、これらの記述は誤りである。