生物
薬剤師国家試験 第99回 問114
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乳酸脱水素酵素(lactate dehydrogenase:LDH)は、下記の反応を触媒する 酵素である。 L-乳酸 + NAD+ ピルビン酸 + NADH+ H+ (NAD+:ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド) 図1は、ヒト心臓の細胞質にある LDHのアイソザイムを用いて、さまざまな pHの溶液中で、ピルビン酸(P)からL-乳酸(L)が生成する反応(P→L)、あ るいはL-乳酸からピルビン酸が生成する反応(L→P)について調べたときの酵 素活性の相対値を示している。また、図2は、NAD+と NADHの吸収スペクトル を示している。 図2 図1 )%(値対相の性活HDL NAD+ 100 度 P→L L→P 光 50 吸 NADH 7.0 8.0 9.0 250 300 350 400 pH 波 長 [nm] L-乳酸を基質として血清中の本酵素の活性を測定するとき、方法と考察に関する 記述のうち適切でないのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 4
一定時間反応させた後、反応液の 340nmの吸光度の減少を測定する。
血清LDH活性測定でL-乳酸からピルビン酸への反応(L→P)を追跡する場合、反応の進行に伴いNADHが生成し340nmの吸光度は増加するため、吸光度の減少を測定するとした記述は不適切である。反応液の組成や無添加対照(ブランク)の測定、アルカリ側のpH設定、心臓傷害の指標となる点は妥当な記述である。