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Certia
学説試験

獣医師国家試験 第76回 学説B 問55

185 / 210

牛の第一胃アシドーシスに関する記述として適切なのはどれか。

  • a第一胃内のグラム陰性菌が死滅してエンドトキシンが放出される。
  • b急性のアシドーシスでは第一胃内の酢酸が増加する。
  • c第一胃粘膜の損傷により重度の貧血が認められる。
  • d治療には消泡剤の経口投与が有効である。
  • e予防として濃厚飼料の多給を避ける。

正解と解説

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正解 2

a, e

濃厚飼料の多給により第一胃内で易発酵性炭水化物が急速に分解され、乳酸産生菌が優勢となってpHが低下する。この酸性環境でグラム陰性菌が死滅し、菌体成分であるエンドトキシンが遊離して全身性のショック様症状や蹄葉炎の一因となる。したがって予防には濃厚飼料の急増・多給を避け、粗飼料を十分に給与することが基本である。急性期には乳酸が蓄積して酢酸などの揮発性脂肪酸の比率は低下し、消泡剤が有効なのは鼓脹症である。

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