民法
司法書士試験 (多肢択一式) 2025年度 午前 第23問
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遺留分に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から 5までのうち、どれか。 ア 被相続人の兄弟姉妹は、遺留分権利者である。 イ 被相続人が相続人に対して当該相続人の生計の資本としてした贈与であって、相続 開始前の10年間にしたものは、その価額を遺留分を算定するための財産の価額に算入 する。 ウ 受遺者が複数ある場合には、遺留分権利者は、一人の受遺者の無資力によって生じ た損失を他の受遺者に請求することができる。 エ 裁判所は、受遺者の請求により、遺留分権利者の権利行使によって当該受遺者が負 担する金銭債務の全部又は一部の支払について、相当の期限を許与することができ る。 オ 相続の開始後における遺留分の放棄は、家庭裁判所の許可を受けたときに限り、そ の効力を生ずる。
正解と解説
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正解 3
イエ
イは、相続人に対する贈与のうちその者の生計の資本としてされたものは、相続開始前の10年間にしたものに限り遺留分を算定するための財産の価額に算入される。エは、裁判所は受遺者等の請求により、遺留分侵害額の負担に係る金銭債務の全部又は一部の支払について相当の期限を許与することができる。アの兄弟姉妹に遺留分はなく、ウの受遺者の一人の無資力によって生じた損失は遺留分権利者の負担に帰し、オの家庭裁判所の許可を要するのは相続開始前の遺留分の放棄である。