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Certia
一般問題

医師国家試験 第109回 問493

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70歳の女性。下腿浮腫を主訴に来院した。7年前から健康診断で蛋白尿を指摘 されていたが医療機関を受診しなかった。5年前から両下肢に浮腫が出現し、増悪 と軽快とを繰り返していた。2週前から浮腫が高度となり歩行障害をきたしたため 受診した。身長158cm、体重60kg。体温37.6°C。脈拍64/分、整。血圧152/90 mmHg。呼吸数16/分。顔面は浮腫状である。心音と呼吸音とに異常を認めない。 腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。脛骨前面に圧痕を残す浮腫を認める。尿 所見:蛋白3+、糖(-)、潜血(!)。血液所見:赤血球486万、Hb12.8g/dL、 Ht38%、白血球6,200、血小板34万。血液生化学所見:総蛋白4.8g/dL、アル ブミン2.8g/dL、尿素窒素20mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、Na135mEq/L、 K4.2mEq/L、Cl98mEq/L。腎生検のPAM染色標本(別冊No.27A)、蛍光抗体 IgG染色標本(別冊No.27B)及び電子顕微鏡写真(別冊No.27C)を別に示す。 この患者で検索すべきなのはどれか。2つ選べ。

問題の図
問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 a, e

悪性腫瘍 / B型肝炎ウイルス感染別 冊No. 27 A、B、C

高度の蛋白尿と低アルブミン血症によるネフローゼ症候群で、PAM染色でのスパイク形成、蛍光抗体法での顆粒状IgG沈着、電子顕微鏡での上皮下高電子密度沈着物という所見から膜性腎症と診断されます。高齢者では悪性腫瘍に伴う二次性が多く、またB型肝炎ウイルス感染も代表的な原因であるため、これらの検索が必要です。

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