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Certia
一般問題

医師国家試験 第109回 問489

489 / 500

75歳の女性。意識混濁のため搬入された。4か月前から易怒性、興奮および不 眠が出現し、健忘が急速に進行した。1か月前から床上生活となり、幻視も出現し て意思疎通が困難となった。昨日から意識が混濁し回復しないため救急搬送された。 海外渡航歴、輸血歴および手術歴はない。意識レベルはJCSI-3。開瞼している が眼球は浮動しており、追視せず意思疎通は困難である。身長155cm、体重58kg。 体温36.2°C。脈拍60/分、整。血圧112/68mmHg。呼吸数20/分。四肢に筋強剛 を認め、両上肢と左下肢とにピクつくような素早い不随意運動を周期性に認める。 腱反射は全般に亢進しているが、Babinski徴候は陰性である。尿所見、血液所見 および血液生化学所見に異常を認めない。頭部MRIの拡散強調像(別冊No.25)を 別に示す。 この患者における感染防御で最も注意すべきなのはどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 c

脳脊髄液検査

急速進行性の認知症に加え、ミオクローヌス、無動性無言への進行、拡散強調像での大脳皮質や基底核の高信号という所見からCreutzfeldt-Jakob病が疑われます。原因である異常プリオン蛋白は脳と脳脊髄液に高濃度に存在し、通常の高圧蒸気滅菌では不活化されにくいため、脳脊髄液検査では針刺し事故や器具の取り扱いに特に注意が必要です。喀痰や血液の感染性は低いとされています。

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