一般問題
医師国家試験 第109回 問490
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30歳の男性。大企業の営業職。気分が晴れず職場に行くことができないことを 主訴に妻に付き添われて来院した。3か月前に商品納入のトラブルで取引先の会社 の担当者に罵倒され、その後、自責の念が強くなり、抑うつ気分、早朝覚醒および 倦怠感が続き、3日前から会社に行けないと休むようになった。2週前の会社の健 康診断では異常を指摘されていない。身体所見、臨床検査および画像検査で異常を 認めない。 抑うつへの治療とともにとるべき対応として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 d
産業医にも相談することを勧める。
職場のストレスを契機に抑うつ状態となり就業困難となっているため、治療と並行して職場環境の調整が必要です。産業医は職場の実情を把握したうえで休業や勤務内容の変更について事業者に意見を述べる立場にあり、本人に相談を勧めることが適切です。労働災害の認定は労働基準監督署が行うもので主治医が決めるものではなく、抑うつ状態での転職の決断も勧めるべきではありません。