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Certia
一般問題

医師国家試験 第109回 問491

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78歳の男性。気分不良のため搬入された。3年前から慢性腎不全のため血液透析 を受けている。昨日午後の透析後、発熱と気分不良とを認め、安静にしていたが改 善しないため今朝8時に救急搬送された。身長158cm、体重55kg。体温37.5°C。 脈拍140/分、整。血圧86/56mmHg。右殿部から大腿にかけて発赤と腫脹とを認 め、会陰部右側と陰囊とに潰瘍があり、悪臭のある膿が出ている。血液所見:赤血 球378万、Hb11.8g/dL、Ht36%、白血球16,900(桿状核好中球36%、分葉核好 中球60%)、血小板14万。血液生化学所見:総蛋白6.1g/dL、アルブミン3.0g/dL、 AST14IU/L、ALT8IU/L、LD245IU/L(基準176〜353)、尿素窒素45mg/dL、 クレアチニン7.8mg/dL、Na137mEq/L、K3.9mEq/L、Cl100mEq/L、プロカ ルシトニン23.4ng/mL(基準0.05以下)。CRP21mg/dL。外陰部の写真(別冊 No.26A)と腹部・骨盤部単純CT(別冊No.26B)とを別に示す。 輸液による循環管理と抗菌薬全身投与とともに、早期に行うべき治療はどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 c

切開排膿ドレナージ

透析患者という易感染性の背景に、会陰部から殿部に及ぶ発赤・腫脹と悪臭のある膿、著明な炎症反応とショック状態を認めることからFournier壊疽(会陰部壊死性軟部組織感染症)が考えられます。壊死組織が残る限り抗菌薬だけでは制御できないため、抗菌薬と輸液に加えて速やかな切開排膿とデブリドマンによるドレナージが救命の鍵となります。

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