一般問題
医師国家試験 第109回 問487
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7か月の乳児。発熱のため母親に連れられて来院した。2日前の昼過ぎから発熱 があり就寝前の体温は39.0°Cであった。昨日も38.9°Cの発熱があったが他に目 立った症状はなかった。食欲は良好で、普段より軟らかい便が2回あった。元気に 泣いている。体重6.5kg。体温39.1°C。脈拍148/分、整。SpO 99%(room air)。 眼球結膜に充血を認めない。口蓋垂近くの軟口蓋に紅斑を認める。口蓋扁桃に腫脹 や白苔を認めない。頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。 腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。皮疹を認めない。尿所見に異常を認めな い。血液所見:赤血球466万、Hb12.9g/dL、Ht42%、白血球3,500、血小板18 万。CRP0.5mg/dL。特に加療することなく経過観察としたところ、受診翌日の 体温は36.6°Cで腹部に皮疹が出現した。 この患児で注意すべき合併症はどれか。
正解と解説
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正解 b
急性脳症
高熱が3日程度続いた後に解熱し、その後に体幹から皮疹が出現する経過はヒトヘルペスウイルス6などによる突発性発疹に典型的です。軟口蓋の紅斑(永山斑)も特徴的な所見です。この疾患では熱性けいれんに加え急性脳症の合併が知られており、けいれんの遷延や意識障害に注意が必要です。