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Certia
一般問題

医師国家試験 第113回 問256

256 / 400

20歳の男性。歩行困難のため救急車で搬入された。路上で倒れているところを 通行人が発見し救急車を要請した。意識レベルはJCSI-3。体温36.2°C。心拍数 72/分、整。血圧112/80mmHg。呼吸数16/分。SpO 94% room air 。心音と呼 吸音とに異常を認めない。四肢の筋力低下のため起き上がれない。血液生化学所 見:総蛋白7.8g/dL、アルブミン3.8g/dL、尿素窒素12mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、Na136mEq/L、K1.9mEq/L、Cl106mEq/L、Ca8.8mg/dL、P 2.5mg/dL。動 脈 血 ガ ス 分 析 room air :pH7.24、PaCO 38Torr、PaO 88 2 2 Torr、HCO −16.0mEq/L。遅れて来院した家族の話では以前からシンナー 有機 溶剤トルエン含有 吸引の習慣があったという。 今後起こりうる可能性があるのはどれか。઄つ選べ。

正解と解説

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正解 c, e

呼吸筋麻痺 / 多源性心室頻拍

トルエンの慢性吸引は遠位尿細管性アシドーシスを起こし、著明な低カリウム血症(K 1.9mEq/L)と代謝性アシドーシスを招きます。高度の低カリウム血症では四肢麻痺が進行して呼吸筋麻痺に至る危険があり、心筋ではQT延長からtorsades de pointesなどの多源性心室頻拍が生じ得ます。低カリウム血症では腱反射はむしろ減弱します。

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