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Certia
必修問題

医師国家試験 第114回 問112

112 / 400

68歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。10年前に胃癌で胃全摘術を受けてい る。3か月前から歩行時のふらつきを自覚し、特に階段を降りるときに足元を確認 しないとよろけることがあった。1か月前から両足にじんじんとしびれる感じを自 覚するようになったという。今朝、洗顔時にふらついて洗面台に頭をぶつけたため 受診した。眼球運動は正常で眼振は認めない。上肢の腱反射は正常である。膝蓋腱 反射は亢進しているが、アキレス腱反射は低下している。立位で体幹の動揺があり 閉眼時に増強する。 想定される障害部位はどれか。

正解と解説

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正解 d

脊髄後索

胃全摘後10年経過し、内因子欠乏によるビタミンB12吸収障害から亜急性連合性脊髄変性症をきたしたと考えられます。脊髄後索が障害されると深部感覚が失われ、視覚による代償が効かない閉眼時に体幹動揺が増強するRomberg徴候陽性となり、階段を降りる際のふらつきや下肢のしびれを生じます。錐体路も侵されるため膝蓋腱反射亢進とアキレス腱反射低下が併存します。

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