医師国家試験 第114回 問119
現病歴 : 作業に出かけるまでは、特に普段と変わりがなかった。朝食も普段通り 摂取していた。家族が様子を見に行った際には、ビニールハウスの中はかなり暑く なっていた。 既往歴 : 50歳時から2型糖尿病と高血圧症で通院して投薬を受けている。 生活歴 : 喫煙は20本/日を40年間。飲酒はビール350mL/日を40年間。 家族歴 : 父が心筋梗塞。 現 症 : 意識レベルはJCSIII-200。体温39.0°C。心拍数138/分、整。血圧 84/46mmHg。呼吸数18/分。SpO 99%:鼻カニューラ3L/分酸素投与下<。瞳孔 は両側3mmで対光反射は両側とも迅速。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めな い。口腔内は乾燥している。頸部リンパ節は触知しない。心音と呼吸音とに異常を 認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。腱反射に異 常を認めない。 検査所見 : 尿所見:蛋白1+、糖:安<、ケトン体:安<。血液所見:赤血球610 万、Hb17.2g/dL、Ht60%、白血球10,800:分葉核好中球80%、好酸球1%、好 塩基球1%、単球8%、リンパ球10%<、血小板42万。血液生化学所見:総蛋白 9.0g/dL、アルブミン5.2g/dL、総ビリルビン0.8mg/dL、AST20U/L、ALT 13U/L、LD350U/L:基準120〜245<、尿素窒素53mg/dL、クレアチニン1.8 mg/dL、血 糖153mg/dL、Na166mEq/L、K4.8mEq/L、Cl120mEq/L。CRP 0.2mg/dL。 65歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。 現病歴 : 午前8時に農作業に行くと家族に伝えて外出した。昼食の時間になって も帰宅しないため家族が様子を見に行ったところ、ビニールハウス内で倒れている のを発見し、救急車を要請した。 現 症 : 救急車からの予備情報によると、意識レベルはJCSIII-200。体温39.2 °C。心拍数144/分、整。血圧82/40mmHg。呼吸数20/分。SpO 100%:リザー バー付マスク10L/分酸素投与下<。 まず投与すべきなのはどれか。