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Certia
一般問題

医師国家試験 第115回 問261

261 / 400

64歳の女性。蛋白尿を指摘されて来院した。昨年の特定健康診査でも蛋白尿を 指摘されたが、自宅近くの診療所で経過観察を指示されていた。今年の特定健康診 査でも蛋白尿を指摘されて受診した。既往歴はない。体調不良はなく、就業してお り、自宅で時々測定している血圧は120/70mmHg前後である。体重は増減なく安 定しており、浮腫を認めない。尿所見:比重1.015、pH6.0、蛋白3+、糖(−)、 潜血(−)、随時尿の尿蛋白/Cr比は2.5g/gCr(基準0.15未満)。尿沈渣に赤血球 1〜4/HPF、白血球1〜4/HPF、硝子円柱1〜4/HPF、顆粒円柱と幅広円柱を少数 認める。血液生化学所見:クレアチニン0.7mg/dL、eGFR64mL/分/1.73m2。 腹部超音波検査で右腎に2cm大の囊胞を2個認めた。 最も考えられるのはどれか。

正解と解説

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正解 b

膜性腎症

自覚症状に乏しいまま健診で持続する高度蛋白尿を指摘され、血尿は目立たず腎機能もほぼ保たれています。中高年で血尿を伴わないネフローゼ域の蛋白尿を呈する原発性糸球体疾患としては膜性腎症が最も多く、本例の像に合致します。IgA腎症は顕微鏡的血尿が主体で、微小変化型は急激な浮腫を伴うネフローゼを呈し、半月体形成性腎炎は急速な腎機能低下を伴う点で異なります。

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