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Certia
一般問題

医師国家試験 第115回 問255

255 / 400

28歳の女性。手足の痛みを主訴に来院した。小学5年生頃から運動時の手足の 痛みや、暑くても汗が少ないことを感じていた。最近手足の痛みが増強して受診し た。昨年の健康診断で初めて尿蛋白を指摘された。母と弟も手足の痛みを訴えてい るが、原因不明と言われていた。母の兄は透析を受けていたが、50歳で突然死し た。身長159cm、体重55kg。脈拍64/分、整。血圧124/70mmHg。心音と呼吸 音とに異常を認めない。下肢に浮腫を認めない。下背部と臀部に小型の紫紅色丘疹 を認める。尿所見:蛋白1+、糖(−)、潜血(−)。血液生化学所見:尿素窒素18 mg/dL、ク レ ア チ ニ ン0.6mg/dL、Na139mEq/L、K4.0mEq/L、Cl102 mEq/L。 最も疑われる疾患はどれか。

正解と解説

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正解 a

Fabry病

小児期からの四肢末端の疼痛(肢端疼痛)、低汗症、臀部や下背部の被角血管腫、蛋白尿という組合せはFabry病に特徴的です。X連鎖性のライソゾーム病で、α-ガラクトシダーゼA活性低下によりグロボトリアオシルセラミドが血管内皮などに蓄積します。母や弟にも同様の症状があり、母方の伯父が透析中に突然死しているという家族歴もX連鎖遺伝を支持します。

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