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Certia
一般問題

医師国家試験 第115回 問252

252 / 400

72歳の男性。腹痛と発熱を主訴に来院した。1か月前から食思不振とh怠感を 自覚し、3日前から腹痛と発熱が出現したため受診した。意識は清明。体温37.7 °C。脈拍76/分、整。血圧126/78mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦 で、肝・脾を触知しない。心窩部に軽度の圧痛を認める。血液所見:赤血球408 万、Hb13.2g/dL、Ht41%、白血球12,300、血小板22万。血液生化学所見:総 蛋白7.1g/dL、アルブミン3.8g/dL、総ビリルビン6.0mg/dL、直接ビリルビン 4.7mg/dL、AST247U/L、ALT354U/L、LD587U/L (基 準120〜245)、ALP 793U/L(基準115〜359)、γ-GT452U/L(基準8〜50)、アミラーゼ158U/L(基準 37〜160)、尿素窒素33mg/dL、クレアチニン1.3mg/dL、血糖118mg/dL、Na 139mEq/L、K4.2mEq/L、Cl102mEq/L。CRP4.9mg/dL。腹部超音波検査で 肝内胆管と膵管の拡張を認める。上部消化管内視鏡像(別冊No. 17A)及びMRCP (別冊No. 17B)を別に示す。 まず行うべきなのはどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 e

内視鏡的胆道ドレナージ別 冊No. 17 A、B

直接ビリルビン優位の黄疸に発熱と炎症反応の上昇を伴い、肝内胆管と膵管の拡張(double duct sign)がみられることから、膵頭部領域の悪性腫瘍による閉塞性黄疸に胆管炎を合併した状態が考えられます。胆管炎を伴う閉塞性黄疸ではまず内視鏡的胆道ドレナージによる減黄と感染制御を行うことが優先されます。根治手術である膵頭十二指腸切除術は、全身状態と黄疸が改善し進展度を評価したうえで検討します。

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