一般問題
医師国家試験 第119回 問229
229 / 400
47歳の男性。咽頭痛を主訴に来院した。3日前から咽頭痛があり、今朝から唾 液の飲み込みが困難になり、息苦しさも感じるようになったため受診した。体温 38.0°C。呼吸数22/分。SpO 93%(room air)。含み声があり、頸部聴診で喘鳴を 認める。喉頭内視鏡像(別冊No. 10)を別に示す。 まず行うべき対応はどれか。

正解と解説
表示する
正解 c
気道確保
咽頭痛に加えて唾液の嚥下困難、含み声(hot potato voice)、頸部の喘鳴、SpO2低下がそろっており、急性喉頭蓋炎による上気道閉塞が切迫した状態です。喉頭蓋の腫脹は短時間で完全閉塞に至るため、抗菌薬やステロイドの投与より先に気管挿管や外科的気道確保を含めた気道の確保を最優先します。抗菌薬投与も必要ですが、気道が確保されていない段階では二の次となります。