一般問題
医師国家試験 第119回 問234
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38歳の女性。自宅にこもりがちな状態が続いていることを心配した母親に付き 添われて来院した。6か月前に夜遅く会社から帰宅する時、乗っていたタクシーが トラックと正面衝突事故を起こし救急搬送された。タクシーの運転手は意識不明の 重体であったが、本人は軽症で3日後に退院した。入院中から不眠が続き、退院後 も自動車事故の光景を繰り返し思い出すようになり、車に乗ることだけでなく周囲 に車が近づくだけで不安が強まるため、あまり外出しなくなっている。 診断はどれか。
正解と解説
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正解 e
心的外傷後ストレス障害〈PTSD〉
生命の危険を伴う交通事故という外傷体験の後、6か月にわたり事故場面の再体験(侵入的想起)、車に関連する刺激への回避、過覚醒による不眠が続いています。これらの症状が1か月以上持続し生活機能を障害している点から心的外傷後ストレス障害と診断されます。適応障害は明確な生命の危機を伴わないストレス因への反応で、再体験症状を中核としない点が異なります。