本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第119回 問241

241 / 400

26歳の男性。右膝関節の可動域制限を主訴に来院した。3か月前にハンドボー ルの練習中に右膝を捻って痛みを感じたが、医療機関の受診はしなかった。約1週 間で疼痛はなくなった。2か月前から身体の向きを変える時や、しゃがんだ状態か ら立ち上がる時などに右膝がガクッとして曲がったまま伸ばせないことが頻発する ようになった。身長168cm、体重62kg。入室時の歩容は右膝軽度屈曲位で、跛行 を認める。右膝関節に腫脹を認める。発赤と熱感はない。右膝関節外側に圧痛を認 める。右膝関節可動域:伸展-30°、屈曲130°(健側は伸展0°、屈曲140°)。前方 引き出しテスト陽性。右膝MRIの脂肪抑制T2*強調冠状断像(別冊No. 16A)と脂 肪抑制プロトン密度強調矢状断像(別冊No. 16B)とを別に示す。 適切な治療はどれか。

問題の図

正解と解説

表示する
正解 c

関節鏡下手術

受傷後に膝が伸展できない(ロッキング)エピソードを繰り返し、伸展−30度の可動域制限が残っている点が重要で、断裂した半月板が関節内に嵌入する、いわゆるバケツ柄断裂が疑われます。嵌頓した半月板は保存療法では整復・治癒が期待できず、関節鏡下の半月板縫合または部分切除が適応となります。前方引き出しテスト陽性から前十字靱帯損傷の合併も示唆され、いずれにせよ手術的加療が必要です。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。