状況設定問題
看護師国家試験 第104回 問222
222 / 240
A ちゃん(生後 4 か月、女児)は、4、5 日前から鼻汁と咳嗽とが出現し、今朝か ら 38.0〜39.0°Cの発熱があり水分摂取が困難になったため受診した。検査の結果、 RS ウイルス抗原陽性で急性細気管支炎と診断され入院した。入院時、口唇色と顔色 acute bronchiolitis はやや不良、呼吸数60/分、心拍数150/分、血圧90/52mmHgで、経皮的動脈血酸素 飽和度〈SpO 〉88%であった。血液検査データは、赤血球 480 万/nL、Hb12.8g/dL、 Ht39%、白血球 12,000/nL、CRP5.5mg/dL。動脈血液ガス分析は、動脈血炭酸ガ ス分圧〈PaCO 〉45Torr、動脈血酸素分圧〈PaO 〉58Torr であった。胸部エックス線 2 2 撮影で肺野に異常陰影は認められない。 去痰薬の吸入を1日3回と、口腔内と鼻腔内の吸引を適宜実施するよう指示が出 された。去痰薬の吸入後、聴診をすると呼吸数 48/分、右上葉の呼吸音が減弱して いた。 Aちゃんの排痰を促す適切な体位はどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
左側臥位
体位ドレナージでは分泌物が貯留した肺区域を上にして重力を利用し、末梢から中枢気道へ排出を促します。右上葉の呼吸音が減弱しているため右側を上にする左側臥位が適切です。分泌物のある側を下にすると、健側の換気まで妨げてしまいます。