状況設定問題
看護師国家試験 第108回 問221
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A ちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に 気管支喘息と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多 く、年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はし なくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。 救急外来で気管支拡張薬の吸入が行われたが、吸入後も呼吸数 32/分、経皮的動 脈血酸素飽和度rSpO t94 % であったため入院することになった。入院後、鼻カ ニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され、1日3回のステロイド薬の 静脈内注射と1日4回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日、酸素投与は中止 された。バイタルサインは、体温 36.8 °C、呼吸数 22/分、心拍数 94/分、経皮的動 脈血酸素飽和度rSpO t97 %。聴診で喘鳴が聴取された。A ちゃんは「楽になった」 と話し、笑顔が見られるようになった。 この時の A ちゃんへの看護で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 1
排痰を促す。
気管支拡張薬とステロイドにより気道の攣縮は改善しましたが、喘鳴が残っており気道分泌物の貯留が考えられます。この時期は水分補給で痰を軟らかくし、体位ドレナージや軽い咳嗽の促しなどで排痰を援助することが有効です。水分制限は分泌物を粘稠にして不利で、腹式呼吸や口すぼめ呼吸が推奨されます。全身状態が改善しているため厳密なベッド上安静は不要です。