実務
薬剤師国家試験 第100回 問282
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75歳男性。2日前から腹部に痛みを伴う赤い発疹が認められた。この発疹 は小さな水ぶくれとなり帯状に広がり、激しい痛みとなった。近医を受診し、帯状 疱疹と診断され、病院に入院となり、以下の薬剤が処方された。 (処方1) バラシクロビル錠 500mg 1回2錠(1日6錠) 1日3回 朝昼夕食後 7日分 (処方2) ナプロキセン錠 100mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 7日分 上記の処方に対し、病棟薬剤師が注意すべき内容として、最も優先順位が低いの はどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 2
肝機能障害時におけるバラシクロビルの用量調節
バラシクロビル(アシクロビル)は主に腎排泄される薬物であり、腎機能に応じた用量調節が重要である一方、肝機能障害による用量調節の必要性は乏しいため、これは優先度の低い注意事項となる。バラシクロビルは高用量投与時や腎機能低下時に精神神経症状(意識障害・振戦など)を起こすことがあり、ナプロキセンなどのNSAIDsは消化性潰瘍、アスピリンぜん息患者での気管支ぜん息誘発、浮腫・血圧上昇などの副作用に注意が必要であるため、これらは優先して確認すべき事項である。