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Certia
実務

薬剤師国家試験 第104回 問262

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58 歳男性。高血圧症と脂質異常症の既往歴がある。 1 年前に頸動脈狭窄症 を発症し、ステント留置術が施行された。今回、狭窄の状態を精査するために検査 入院となった。病棟担当薬剤師が、患者に対して初回面談を行ったところ、「再発 が怖いので、お医者さんから出された薬は毎日欠かさず飲んでいます。ただ、 3 日 前からみぞおち付近に軽い痛みを感じて、便も黒い色をしています。」との情報を 得た。病棟担当薬剤師は、この状況を主治医に報告し、薬物を 1 種類追加すること を提案した。 (入院時の持参薬の処方) クロピドグレル錠 75 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アスピリン腸溶錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アムロジピン口腔内崩壊錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ロサルタン K 錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アトルバスタチン錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 半年経過後、胃部不快感、嘔気を自覚するようになった。半年間、薬の服用に変 更はない。胃の内視鏡検査を施行したところ、早期胃がんが発見されたため、内視 鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を実施することになった。ESD は大出血のリスクは 小さいが、出血の頻度が高い処置である。主治医は患者の既往歴を考慮し、抗血栓 薬は継続したいと考えている。そこで、周術期の抗血栓療法について薬剤師に相談 があった。この患者の抗血栓薬の中止・継続・代替療法について適切なのはどれ か。1つ選べ。ただし、ESD 当日は休薬することとする。

正解と解説

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正解 2

クロピドグレル錠は 7 日前から休薬し、アスピリン腸溶錠は継続する。

出血リスクの高い内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の周術期では、ステント留置後で血栓リスクが高いことを考慮し、アスピリンは継続しつつ、より出血への寄与が大きいクロピドグレルのみを術前約7日間休薬するという単剤継続の方針が推奨される。

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