問264 / 345
薬剤師国家試験 第104回 問264
薬剤
58 歳男性。糖尿病の診断を受け近医で薬物療法を継続していたが、定期的 に受診せず、アドヒアランスも良好ではなかった。今回、吐き気、食欲不振、呼吸 困難を訴え受診したところ、重症の尿毒症のため入院となった。血液検査の結果は 以下のとおりであった。 検査値: 体表面積未補正 eGFR 14.6 mL/min、HbA1c 7.7%(NGSP 値)、 ALT 14 IU/L、AST 22 IU/L お薬手帳を確認したところ、以下の薬剤が処方されていた。尿毒症の治療を開始 するとともに、退院に向けて本剤を中止し、代替薬を検討することになった。 (処方) メトホルミン塩酸塩錠 500 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 14 日分 17 カンファレンスにおいて薬剤師は、体表面積未補正 eGFR が異なる 2 つの群に 対し、メトホルミン塩酸塩錠 500 mg を経口単回投与した時の腎クリアランス及び 血中濃度時間曲線下面積(AUC)をまとめた表を示した。表に基づいた説明とし て、適切なのはどれか。2つ選べ。ただし、いずれの群も、メトホルミンのバイオ アベイラビリティは 60%とし、血漿タンパク結合は無視できるものとする。 メトホルミン メトホルミン 体表面積未補正 eGFR 腎クリアランス AUC (mL/min) (mL/min) (mg・min/L) 腎機能正常群 2 60 475 600 腎機能低下群 10~30 145 1,800
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