貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること
貸金業務取扱主任者 第8回 (2013年度) 問34
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AはX県に住居を有する個人であり、BはX県の遠隔地にあるY県に住居を有する個人である。Aは、Bがその所有する絵画(以下、本問において「絵画」という。)の売却を希望していることを雑誌で知り、絵画を購入しようとしている。この場合に関する次の①〜④の記述のうち、民法上、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
正解と解説
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正解 1
Aは、承諾の通知を必要としない旨を表示して絵画を購入する旨の申込みの通知をBに発送し、当該通知はBに到達した。この場合、AとBとの間の契約は、Bによる承諾の意思表示と認めるべき事実があった時に成立する。
申込者の意思表示又は取引上の慣習により承諾の通知を必要としない場合には、承諾の意思表示と認めるべき事実があった時に契約が成立するので、①が適切である。②は相手方が申込者の死亡を知っていた場合等に申込みが効力を失うにとどまり、③の申込みに変更を加えた承諾は申込みの拒絶とともに新たな申込みをしたものとみなされ(528条)その到達だけでは契約は成立せず、④は承諾期間内に承諾の通知を受けなかった申込みは効力を失う。