一般問題
医師国家試験 第109回 問186
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62歳の女性。動悸とめまいとを主訴に来院した。2年前に皮膚サルコイドーシ スの診断を受け、薬物治療は行わず経過観察されている。3週前から労作時の息切 れを自覚している。今朝から動悸と気が遠くなるようなめまいとが出現したため受 診した。意識は清明。身長159cm、体重62kg。脈拍78/分、不整。血圧116/74 mmHg。心雑音を認めない。下腿に浮腫を認めない。心エコー検査で左心室の一 部が菲薄化し瘤状に変形し、収縮の低下を認める。Holter心電図(別冊 No.13)を 別に示す。 対応として適切なのはどれか。

正解と解説
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正解 e
植込み型除細動器〈ICD〉植込み術別 冊No. 13
サルコイドーシスの心病変では肉芽腫による心筋の菲薄化・瘤形成が生じ、致死性心室性不整脈や房室ブロックによる失神をきたします。本例は心室瘤と失神を伴う不整脈があり、心臓突然死のリスクが高いため植込み型除細動器の適応となります。抗不整脈薬単独では突然死を予防できません。