一般問題
医師国家試験 第109回 問193
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50歳の男性。倦怠感を主訴に来院した。3か月前から倦怠感と息切れとが出現 し徐々に増悪したため受診した。体温36.4°C。脈拍80/分、整。血圧132/78 mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球285万、 Hb8.6g/dL、Ht26%、白血球8,400(桿状核好中球10%、分葉核好中球45%、 好酸球2%、単球6%、リンパ球37%)、血小板24万。血液生化学所見:総蛋白 15.5g/dL、アルブミン3.2g/dL、IgG9,133mg/dL(基準960〜1,960)、IgA22 mg/dL(基準110〜410)、IgM28mg/dL(基準65〜350)、総ビリルビン0.6mg/dL、 AST22IU/L、ALT25IU/L、LD251IU/L(基準176〜353)、尿素窒素15mg/dL、 クレアチニン0.9mg/dL、Ca11.8mg/dL。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別 冊No.18A)と頭蓋骨エックス線写真(別冊No.18B)とを別に示す。 最も適切な対応はどれか。


正解と解説
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正解 e
プロテアソーム阻害薬投与別 冊No. 18 A、B
貧血、著明な高蛋白血症とIgGの単クローン性増加、他のクラスの免疫グロブリン低下、高カルシウム血症、頭蓋骨の打ち抜き像から多発性骨髄腫と診断されます。臓器障害を伴う症候性骨髄腫であり治療の適応で、ボルテゾミブなどのプロテアソーム阻害薬を含む多剤併用療法が行われます。抗CD20抗体はCD20陰性の骨髄腫細胞には無効です。