一般問題
医師国家試験 第109回 問189
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72歳の男性。易疲労感を主訴に来院した。3か月前から動悸、息切れ及び易疲 労感が出現し次第に増悪したため受診した。意識は清明。体温36.6°C。脈拍96/分、 整。血圧128/72mmHg。眼瞼結膜は貧血様である。腹部は平坦、軟で、肝・脾を 触知しない。血液所見:赤血球202万、Hb6.2g/dL、Ht24%、白血球2,500(桿 状核好中球10%、分葉核好中球48%、好酸球2%、単球8%、リンパ球32%)、 血小板9.8万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL、アルブミン4.8g/dL、AST28 IU/L、ALT35IU/L、LD482IU/L(基準176〜353)、クレアチニン0.9mg/dL、 Fe120ng/dL。CRP0.3mg/dL。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No.15) を別に示す。骨髄染色体検査では5番染色体長腕欠失を認めた。 現時点での治療として最も適切なのはどれか。

正解と解説
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正解 c
レナリドミド投与
汎血球減少と骨髄の異形成、5番染色体長腕欠失を認めることから5q-症候群を伴う骨髄異形成症候群と考えられます。レナリドミドは5q-を有する低リスク骨髄異形成症候群の貧血に対して高い奏効率を示し、輸血依存からの離脱が期待できます。高齢で低リスクの本例に多剤併用化学療法や同種移植は第一選択となりません。