問233 / 400
医師国家試験 第112回 問233
一般問題
47歳の女性。腹部膨満を主訴に来院した。20歳台からアルコールの多飲歴があ り、1週間前までワイン1本/日を飲んでいた。3日前から腹部膨満が出現し食事 が摂れなくなったため受診した。意識は清明。身長156cm、体重49kg。体温 36.3°C。脈拍72/分、整。血圧106/60mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球 結膜に軽度黄染を認める。頸部から胸部にかけて赤い放射状の皮疹を多数認め、圧 迫によって消退する。腹部は膨満しているが圧痛を認めない。下肢に浮腫を認め る。血液所見:赤血球325万、Hb9.4g/dL、Ht31%、白血球4,000、血小板7.0 万、PT-INR1.4(基準0.9〜1.1)。血液生化学所見:総蛋白5.9g/dL、アルブミン 2.5g/dL、総ビリルビン3.2mg/dL、直接ビリルビン0.9mg/dL、AST56U/L、 ALT40U/L、ALP280U/L(基準115〜359)、γ-GTP24U/L(基準8〜50)、アン モニア185μg/dL(基準18〜48)、尿素窒素35mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、 Na131mEq/L、K3.6mEq/L、Cl97mEq/L、α-フェトプロテインyAFP|3.1 ng/mL(基準20以下)。免疫血清学所見:CRP1.2mg/dL、HBs抗原陰性、HCV 抗体陰性。来院時の腹部CT(別冊No. 21)を別に示す。経口摂取ができないため輸 液を開始した。 初期輸液のNa+濃度(mEq/L)として適切なのはどれか。

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