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Certia
一般問題

医師国家試験 第112回 問236

236 / 400

75歳の女性。抑うつ気分を訴えるのを心配した隣人に付き添われて来院した。 約3年前から徐々に物忘れが進行し、2年前にAlzheimer型認知症と診断され、 ドネペジルを服用している。5か月前に長男が交通事故で死亡し、その直後から著 明な抑うつ傾向を認め、「生きていても仕方がない」と頻繁に口にするようになっ た。夫は10年前に死亡し、現在は一人暮らしである。診察時、「死んだ長男のこと ばかり考えているだけなので、治療は受けなくていい。家族にも連絡しないで欲し い」と述べる。身体診察では異常所見を認めない。改訂長谷川式簡易知能評価スケ ールは19点(30点満点)。 対応として適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 c

家族への連絡の承諾を得られるよう説得する。

認知症があり判断能力が十分でない可能性のある独居高齢者で、近親者の死をきっかけに強い抑うつと希死念慮が続いており、自殺リスクが高い状態です。本人の意思を尊重しつつも、まずは家族に連絡することの必要性を説明し、承諾を得られるよう働きかけるのが適切な対応です。本人の同意なく一方的に情報を第三者に伝えたり、隣人の同意で医療保護入院とすることはできません。

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